算命学

『「少し知っている」ということは、考えようによっては大変恐ろしいことである』西堀栄三郎

先日、スポーツジムのヨガの先生が 「今やっているこの(身体的な)ヨガは、膨大なヨガの中のねじの一つでしかありません」というようなことをおっしゃっていました。 確かに。 フィットネス的なものをヨガと捉えがちだけど、実際は古代インド発祥の宗教的な…

宿命冲殺について

宿命冲殺というのは、生まれた時から持っているもの。(その人を形成する一部。というか本質に近い部分を担っている) 生月、生年、互換、日座、日居、などなど。 そして、生月天冲殺は中央の欠落で心の安定を保ちにくいといわれます。 マイルドな表現でいう…

内次元とライプ②

以前書いたライブと内次元の続きです。 日常のことだと気負いなく書けるのですが、算命学のことだと、間違ったことを言ってはいけないプレッシャーがかかって、なかなか思うように進みません。(わたしの中の貫索星や牽牛星並びに冲殺されてる龍高星、さらに…

算命学という沼

久しぶりに算命学にどっぷりつかった週末でした。 土曜の夜は通っていた教室の算命学懇親会(算命学に興味のある人ならだれでもOK)で、懐かしい人にお会いしたり、初めましての個性的な方々とお話しができて楽しいひと時でした。(教室が個性的なので集まる…

変転変化の天報

天報星について佳代さんの鑑定で思ったこと。 算命学を使った人生戦略作戦会議の佳代さんもわたしも晩年がこの星で、そしてこの星は変転変化の星であり晩年に出ていたら「夢の中で死ぬ」とも言われています。 持っていない人にとっては、何の話?という感じ…

カムバック 現実星

日差しの強い午後1時、駅に行く途中にアスファルトの道路上にトンボが一匹止まっているのを見つける。 ここは人も自転車も車も通るからせめて木にしたら?と通りすがりに心の中で言ってみる。 我関せず(当たり前か!)のトンボに、「お互いマイナーだけど…

明日のあなたは簡単に想像できる(丁亥ではないけど)

一人暮らしをするため娘が明日引っ越しをします。 引っ越し屋さんから一昨日届いた段ボールもそのまま。 何もやっていないのに寝ている。 いつもの日常的風景のまま。 どどどどうするの?と心の中であせるわたし。 (あんまり口に出すと藪蛇になる) 彼女は…

芸術は調舒星か龍高星か、それとも伝統大好き玉堂星か。

近代美術館のガウディ、サグラダファミリア展について少し。 わたしが本物を見たのは30年ほど前です。 今回、美術館で完成間近という展示されている模型や写真を見て思いました。 「ああ、これは別のものだ」と。 漠然とした「完成しないほうがよいのでは…

生月天冲殺持ちの空と虚

炊飯器も壊れたところで、ちょうど良い現実逃避にガウディのサグラダファミリア展を観に行きました。 上野ホームについて出口確認をしたら、美術館の名前が載っていない。 「東京都近代美術館」。竹橋でした。 定休日を調べたのに場所確認しないボケ加減。 …

「鳳閣星」単純に漢字がかっこいいとも思う

たまたまなのかどうかはわかりませんが、6月7月生まれの方は今年の年運が癸の鳳閣星が多いなと感じています。 それで年運が十二大従星の天馳星とセットの方がこれまたけっこう見かけます。 のんびりさんとせかせかさんの同居ですね。 ちなみに、今年のわた…

それでも天報で良かったと思う

算命学との出会いは、すごい発見とかではなく、一緒に九星気学を習っていた人から、そこのカルチャーセンターで算命学というものがあることを教えてもらいました。 かれこれ7年ほど前になり、そこからだんだんと沼にはまっていくわけです。 おもしろいのが…

龍高星が生月冲殺だと時に迷走する

山形県にある山寺に行きたいと二年前から思っていて、もう一人旅でいいじゃん、と考えていますが、未だに行けていません。(松尾芭蕉の句「静けさや岩にしみいる蝉の声」で有名) 普通に切符を買っていくつもりでしたが、調べて安い切符を見つけました。「大…

学びの星・玉堂星と龍高星

依頼(委託のようなもの)をいただいている誕生日占いを進めています。 その方の今年一年の動向とアドバイスを100字ほどにまとめてお送りするものです。 100字だとたった2,3行なので、どれを優先して伝えるべきかなど毎回悩みます。 情報量が多すぎ…

父との面会。内次元外次元。

半年ぶりに、施設に入っている父に会いに行きました。 前回姉が会った際に家に帰りたいとごねて大変だったそうで、今回はわたしから説得してくれという流れになりました。 家では生活できなくなったので入所したのですが、そこらへんは都合よく父の記憶は改…

キラキラエフェクトをまとう人

先日、久しぶりに上野まで上京して(一時間半でいけるが気持ち的に遠い)ヤン・リシエツキ氏のショパンの夜想曲ピアノコンサートに行きました。こう書くとおしゃれ感がありますが、実際は20曲以上の中で聞いたことがあるのは2曲だけでした。門外漢代表で…

算命学基礎理論 ブート さる山さる子

約三か月ぶりにさる山さる子のブートキャンプに参加しました。 元自衛隊幹部で通称「隊長」の算命学講習のことです。 基礎理論講座は一番最初の講座になります。 再受講なので今回は隊長の話に集中することができました。 (一回目は理解が追い付かなかった…

算命学 方位守護神とは何ぞや

守護神というと自分を守ってくれるようなイメージがありますが、 この守護神はそうではなく、バランスをとるために入れた方が良いものという 意味合いになります。 そもそも算命学は中庸(バランスがとれていること)をもって良しとしています。 偏ったもの…

算命学 占技 いかに環境を引き出すか

先日の実践授業で痛感したこと。 相手の質問に対して答えることができなければ意味がない。 いくら命式をがんばって調べても、相手の欲していることに回答できなければ何の意味もないと。当てることを目的としてはいけない。 相手との対話(質問等)からその…

後天運の天剋地冲と害 位相法

いつの間にか一週間近く更新が空いてしまいました。 算命学の実践授業(実際の占技練習)が近いので、うんうん唸りながらやっています。 今回は位相法です。 通常はその場で命式を渡されて30分でまとめて模擬占技になりますが、 前回ダメダメすぎて(自分…

献血とかけて算命学の位と徳ととく2

算命学には「位」と「徳」というものがあります。 「位」は知性・冷静さ・合理性が必要です。 一方「徳」は人情や愛情の世界となります。 どちらかだけが高くても低くてもよくなくて、バランスが大事です。 位(理性)が高い人は、徳(情性)も高くないとバ…

算命学の鑑定練習と言志録 

算命学まだまだ勉強中ですがそろそろ対面鑑定の練習もしていきたいので、練習台になってもらえそうな知人に声をかけています。 至らないわたしの鑑定を、くさすことなく聞いて、意見も言ってもらえるのでありがたいです。 今日はのっけから、「何の占いだっ…

そもそも算命学ってどんなもの? 

最近は、人と話しているときに算命学という単語を出すと、 「知ってる!」とか「聞いたことある」という返しが多くなった気がします。 わたしが習い始めたのは三年ほど前ですが、それからぐんぐん「算命学」の知名度が上がっている感じです。 手元にある算命…